コース概要
多くの利用実績を持つプロ仕様のパスワード解析ソフトであるPassware Kit Forensicの活用方法について最初から最後まで学ぶことができる、自分のペースで進められるオンデマンドコースです。
- 費用:395 USD
- 形式:オンデマンド
- レベル:初級者向け
コース特徴
暗号化されたアイテムの検出、ファイルパスワードのリカバリー、メモリイメージの分析、モバイルバックアップのパスワードリカバリー、ハードドライブの復号化などの方法を学習します。
ソフトウェアの使用経験がない(またはほとんどない)ユーザーや、基礎を再確認したいユーザーを対象としていますが、Passware Kit Mobile等の他のPassware製品の内容は含まれておりません(2022年12月時点)。
1回15分から30分までの、全15回のセッションで構成されています。各セッションの最後に、参加者は「ナレッジチェック」(3~5問の簡単なクイズ)を受けます。トレーニングコース履修後には、Passware Certified Examiner (PCE) の認定試験を受験し合格することにより、認定の取得が可能です。
認定証書例
トレーニングセッションのサンプル
コース内容
- セッション1:暗号化ファイルの検出
- 検出可能なファイル形式と暗号化の種類
- 復号対象のファイル形式の特定
- Encryption Analyzerによる検索結果の保存と読み込み
- セッション2:ファイルパスワードのリカバリー
- 対応するファイル形式
- 事前設定/ウィザード
- セッション3:カスタム辞書とキーワードリスト
- カスタム辞書とキーワードリストの作成
- キーワードリストのインポートとパスワードリカバリー
- Passware Password Exchange
- セッション4:Passware Kit Forensicで利用可能な攻撃の種類
- 様々な攻撃の種類とその仕組みの概要
- 攻撃の適用と攻撃設定のカスタマイズ
- セッション5:システムおよびGPUの推奨要件
- ハードウェアアクセラレーション
- 対応ハードウェアGPU NvidiaおよびAMDのカード
- 対応するファイル形式
- 分散型パスワードリカバリー
- ネットワーク設定
- Windowsエージェント
- Linuxエージェント
- ハードウェアアクセラレーション
- セッション6・7:メモリ解析
- メモリイメージから抽出される暗号関連のアイテム
- メモリイメージの作成方法
- ハイバネーションファイルの使用方法
- Passware Kit Forensicへの読込みと解析
- セッション8・9:モバイルフォレンジック
- 暗号化されたバックアップのパスワードリカバリー
- iOSのキーチェーンからパスワードリカバリー
- Androidイメージのパスワードリカバリー
- セッション10:Windows管理者パスワードのリセット
- ブータブルUSB/CDの作成
- 対象マシンの起動とパスワードリセット
- セッション11:スタンドアロン・システム
- レジストリファイルからのパスワードリカバリー
- 解析に必要なファイルを特定する
- レジストリファイルの取得方法
- セッション12・13:フルディスク暗号化
- フルディスク暗号化の種類
- メモリ解析とパスワードリカバリーのどちらを選ぶか
- 様々なボリュームの復号
- セッション14:解析完了後の実施事項
- ベストプラクティスの手順の見直し
- レポート作成のための、解析結果の出力と詳細の保存
- セッション15:一括リカバリーと辞書マネージャー
- 一括リカバリーを実施する理由
- 一括リカバリーのためのファイル追加とグループ作成
- パスワードの複雑性によるソート
- 一括リカバリーにおける、攻撃の設定とタイムアウトの設定
- 辞書の追加・マージ・ソート
- メモリイメージを用いた辞書のコンパイル
FAQ
- 受講に必要なものは何ですか?
- コース修了後、修了証書はもらえますか?
- Passware Certified Examiner (PCE) の合格判定基準は何ですか?
- Passware Certified Examiner (PCE) の有効期間はどれくらいですか?