概要
WhoisXML APIは、IPアドレスやドメインに関するデータ を提供するプラットフォームで、API・データフィード・ウェブツール の3つの形態で利用できます。
利用シーンに応じて、リアルタイムでデータ取得が可能なAPI、定期的に更新される大規模データセット(データフィード)、Web上で検索できるツール(ウェブツール) を選択できます。
また、どのデータをどの形式で活用するかによって、契約すべきライセンスが決まります。
【提供されるデータの例】
- WHOIS情報(ドメインの登録者・有効期限・履歴 など)
- DNS情報(IPアドレス・ネームサーバー・MXレコード など)
- IPアドレス情報(位置情報・ネットワーク範囲・ISP情報 など)
- サイバー脅威インテリジェンス(悪意のあるドメイン・フィッシングサイト情報 など)
- Webサイトデータ(スクリーンショット・カテゴリ分類・所有者情報 など)
WhoisXML APIには、無料枠を利用できるサービスもある一方で、有料サービスでは、より包括的なデータや大量のクエリ数を必要とするケースに対応することが可能です。有料プランのメリットは以下の通りです。
- 包括的なデータアクセス:WhoisXML APIが保有する網羅的なデータセットをフルで活用可能になります。
- 自動化・レポーティング機能:大量のドメイン監視や脅威インテリジェンスレポートの自動生成などの機能を利用できます。
- より大きなクエリ上限
- サポートの充実
WhoisXML APIの、2024年10月時点での主なカバレッジ指標は以下の通りです(その他指標はこちら)。
- 210億以上の過去のWHOISレコード
- 500億以上のドメインとサブドメイン
- 1,160億以上のDNSレコード
- 7,596以上のTLDとccTLDを追跡
- 1,040万以上のIPアドレスレンジ
- 99.5%の有効なIPアドレスをカバー
主要なライセンス
提供されるデータは多岐に渡りますが、API・データフィード・ウェブツールそれぞれで提供される、主要なライセンスを紹介します。これら以外にも多くのライセンスが提供されているので、詳細は
- APIライセンス
- データフィードライセンス
- WHOIS Database Download
世界中のWHOISデータを一括取得し、内部データベースで利用可能。 - IP Geolocation Database Download
世界中のIPアドレスの位置情報データを一括ダウンロード。 - Threat Intelligence Data Feeds
悪意のあるドメインリストやフィッシングサイト情報を定期的に提供。
- WHOIS Database Download
- ウェブツールライセンス
- Domain Research Suite (DRS):以下の9つのツールが、ウェブベースで利用可能なプラットフォーム。他のツールとのAPI連携も可能。
ツール 説明 Reverse WHOIS Search 最新または過去のWHOISレコードに対して、会社名、電話番号、メールアドレスで検索を行い、それらに関連するすべてのドメインの一覧を取得します。 WHOIS History Search 過去10年分のドメイン所有情報を取得します。 WHOIS Search 対象のドメインの現在のWHOISデータを確認します。 Reverse DNS Search 以下が可能です。
・対象のドメインのIPアドレス上にホストされているすべてのドメイン・サブドメインの一覧を取得する。
・対象のIPアドレス、メールサーバー、ネームサーバーに関連するドメインを検索する。Domain Availability Check 対象のドメインが登録可能かどうかを確認します。 Domains & Subdomains Discovery 特定の検索キーワードを含むすべてのドメインとサブドメインを取得します。 Domain Monitor 関心のあるドメインを監視し、そのWHOISレコードに加えられた変更を追跡します。 Registrant Monitor 登録者情報を使用してドメインのアクティビティを監視します。 Brand Monitor ブランド関連のキーワードを含む追加、削除、更新、または新たに発見されたドメインを監視します。
- Domain Research Suite (DRS):以下の9つのツールが、ウェブベースで利用可能なプラットフォーム。他のツールとのAPI連携も可能。
FAQ
- セキュリティサービスを提供するために利用することは可能ですか?
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