クォータとは
DomainToolsのクォータ(Quota)は、検索や調査で消費される利用回数の上限です。契約したプランごとに決まっていて、組織(グループ)単位で共有します。ユーザーごとに割り当てられるものではないため、1人が多く使うと、ほかのユーザーが使える回数も減ります。
この記事では、Iris Investigate を中心に、クォータを消費する操作と消費しない操作、リセットの時期、使用量の確認のしかたをまとめます。
クォータを消費する操作
Iris Investigate のWeb UIでは、検索を実行して結果が返ったときにクォータを消費します。結果が0件の検索は消費しません。主に次の操作が対象です。
検索の実行
- 検索バーからドメイン名やIPアドレスなどを検索する(図の1)
- Advanced Search(高度な検索)を実行する(図の2)
検索結果の画面での操作
- ピボット(IPアドレスや登録情報などの値を起点に、関連するドメインを検索する操作)を実行する(図の3)
- 検索結果の次のページを表示する(図の4)
- 検索結果を並べ替える(図の5)
パッシブDNSの検索
- パッシブDNS(pDNS)の検索を実行する(図の6)
- 結果を列の見出しで並べ替える(図の7)
- 結果の続きを読み込む(スクロールでの追加表示)
パッシブDNSの検索も、Iris Investigate のクォータから消費します。
APIでの消費
APIでは、問い合わせのたびにクォータを消費します。一部のAPIは数え方が異なります。
- WHOIS History API:問い合わせの回数ではなく、取得したレコードの件数で数えます。
- Iris Investigate API で新しいドメインを定期的に抽出する場合:1時間に1回目の問い合わせだけを数えます。
- Iris Enrich API:Iris Investigate とは別のクォータで、Iris Investigate のクォータを消費しません。
APIキーで認証された問い合わせは、あとから不正な利用と分かった場合でもクォータに数えられます。APIキーは担当者だけが扱える場所に保管してください。
クォータを消費しない操作
同じ内容の検索を短い間隔で繰り返したときは、クォータを消費しません。
- Web UIで、同じ検索条件の結果や検索結果のページを、30日以内に表示し直す
- APIで、同じ問い合わせを1時間以内に繰り返す(保存した検索条件 search hash を使う場合は10分以内)
- APIで、テスト用のドメイン(domaintools.com、dnsdb.info、example.com)を問い合わせる(Web UIでの検索は対象外です)
調査を中断して翌日以降に再開する場合も、30日以内であれば、同じ検索結果をクォータを使わずに見直せます。
リセットの時期
クォータは毎月リセットされます。リセットの日は、製品や契約によって異なります。
| 製品 | リセットの時期 |
|---|---|
| Iris Investigate(Web UIとAPIで共通) | 毎月。日付は契約によって異なります |
| APIの製品(Iris Enrich、Reverse Whois、Farsight DNSDB など) | 毎月1日 |
| Farsight DNSDB Enrichment(従来のプラン。新規の販売は終了) | 毎日UTC 0時(日本時間の午前9時)。使わなかった分は翌日に繰り越せません |
Iris Investigate のクォータは、Web UIとAPIで共通です。Web UIで検索した分だけ、APIで使える回数も減ります。
製品ごとの次のリセット日は、グループの管理画面の「API Management」のタブにある「RESET DATE」の列で確認できます。管理画面は、画面右上の「ACCOUNT」から「GROUP ADMIN」を開きます(管理者ユーザーのみ)。
使用量の確認
使用量は、次の画面で確認できます。
| 画面 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 「ACCOUNT」>「MY ACCOUNT」の「Summary」 | Web UIの製品ごとの上限(Included)、使用量(Used)、残り(Remaining) |
| 「ACCOUNT」>「GROUP ADMIN」の「API Management」(管理者ユーザーのみ) | 製品ごとの使用量、上限、次のリセット日。CSVで書き出せます |
| 「ACCOUNT」>「API ADMIN」の「DomainTools API Dashboard」(管理者ユーザーのみ) | APIの製品ごとの上限と、その月の使用量 |
「Iris – pDNS」と「Iris – Risk Score」の欄の「—」は、Iris Investigate に含まれていて、個別の上限がないことを示します。パッシブDNSの検索は、Iris Investigate の「Used」に数えられます。
APIの使用量は、Account Information API でも取得できます。
APIの製品では、上限の90%と100%に達したときにメールで知らせる設定もあります(API Dashboard の「Email Preferences」)。クォータを使い切ると、次のリセットまでその製品で検索できなくなるため、通知を有効にしておくと安心です。
まとめ
Iris Investigate のクォータは、結果が返った検索、ピボット、ページ送り、並べ替え、パッシブDNSの検索で消費されます。同じ検索を30日以内に表示し直す場合や、APIでテスト用のドメインを使う場合は消費しません。リセットの時期は製品によって異なるため、管理画面で製品ごとのリセット日を確認してください。
クォータやプランの変更についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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